信州岩波講座/まつもと

信州岩波講座では、私たちの身近な問題をテーマに、多くの方々と共に講座を通して学び、問題意識を高めながらより幸せな社会を築いていこうと毎年講座を開催しています。
今年はなかにし礼氏をお迎えし、演題を『私たちの今』として講演いただきます。

受講チケットの申込はネットが便利です。

 

 

日時

2018年6月23日(土) 開場13:00 開演13:30

会場

キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)大ホール

受講料

一般1,000円 学生500円

受講チケット購入申込先はこちら

演題

私たちの今

講師

なかにし礼氏(作家、作詩家)

作家、作詩家。1938年、中国黒龍省(旧満州)牡丹江市生まれ。立教大学文学部フランス文学科卒業。

大学在学中からシャンソンの訳詩を手がける。その頃偶然知り合った石原裕次郎の勧めで日本語の歌を書き始め、1964年「知りたくないの」のヒットを機に作詩家に。ヒットメーカーとして活躍を続け、「今日でお別れ」「石狩挽歌」「時には娼婦のように」「北酒場」など約4000曲の作品を作る。特に「まつり」は国民にあまねく知られている。「天使の誘惑」ほかで日本レコード大賞を3回、同作詩賞を2回受賞したほか、ゴールデングローブ賞など数々の賞を受賞。
その後作家としての活動を開始し、1998年に『兄弟』を発表。次作『長崎ぶらぶら節』で2000年に直木賞を受賞。小説『てるてる坊主の照子さん』(NHK連続テレビ小説『てるてる家族』原作)『赤い月』『夜盗』『さくら伝説』『戦場のニーナ』『世界は俺が回してる』等を相次いで発表。満州からの引き揚げ体験を描いた『赤い月』はテレビ化・映画化・戯曲化もされ100万部に迫るロングセラーとなった。
2012年にがんを発症し闘病生活を経験。以来、『生きる力』『生きるということ』『天皇と日本国憲法』『絵本詩集 金色の翼』『平和の申し子たちへ』等、人間の存在の重みや平和の尊さ、自由の貴重さを訴えるエッセイ、文化論、詩集を相次いで発表し、多くの人に感動を与え続けている。最近刊『夜の歌』は、自らの壮絶な戦時体験と波乱に富む戦後の作詩家生活をクロスさせながら、生きることの意味を問う渾身の力作自伝小説として注目を集める。
また作家・作詩家としてのめざましい活動の一方で、言葉と音楽、動作の完全合一をめざす「世界劇」という新しい上演形式の舞台芸術の創出にも意欲的に取り組み、高い評価を獲得。
「作家・作詩家生活50周年記念企画」として近年相次いでリリースされたCDアルバム『なかにし礼と12人の女優たち』、『なかにし礼と13人の女優たち』、『なかにし礼と75人の名歌手たち』、さらには『昭和レジェンド 美空ひばりと石原裕次郎』は、作詩家なかにし礼の魅力が凝縮した新鮮な企画としてメディアでも取り上げられ、大きな反響を呼んでいる。

 

主催

信州岩波講座/まつもと実行委員会
     〔構成団体〕松本ゾンタクラブ・岩波書店・信濃毎日新聞社・松本市・松本商工会議所・テレビ松本ケーブルビジョン

お問い合わせ

信州岩波講座/まつもと実行委員会事務局

TEL 090-3479-5725

詳細ホームページ

http://www.mcci.or.jp/www/iwanamikouza/

チラシ

PDFの閲覧にはAdobe System社の無償のソフトウェア「Adobe Reader」が必要です。下記のAdobe Readerダウンロードページから入手してください。

Adobe Readerダウンロード